2021年 第5回 県本部月例審査結果

 

審査&選評 関西本部委員 大林 清

 

 

1席 『語らい』     鎌池 和彦     〔さぬき市〕〕

 

二羽の雀が絶妙なバランスで配置、静と動の対比表現で上手く纏めています。背景の淡いボケも美しく、シンプルに表現された心和む作品です。

 

2

明日へ

田中 淳

〔まんのう町〕

 

3

『チャレンジ』

中澤 福美

〔小豆島町〕

 

4

『家路へ』

中畑 小夜子

〔三豊市〕

 

5

『海を走る』

小林 由佳

〔坂出市〕

 

6

『大物狙い』

田村 直人

〔高松市〕

 

7

『夏休み』

佐藤 道子

〔多度津町

 

8

『祈 る』

高橋 健志

〔小豆島町〕

 

9

『街中のダブルレインボー』

後藤 美香

〔高松市〕

 

10

『柿日和』

片岡 英二

〔まんのう町〕

 

11

『作る人、見に行く人々』(4枚組)

堀瀬 幸男

〔まんのう町〕

 

12

『棚田の風景』

谷本 信雄

〔高松市〕

 

13

『僕が主役』

砂本 光子

〔丸亀市〕

 

14

『秋 景』

吉川 義春

〔高松市〕

 

15席

『電照ハウス』

城上 智子

〔小豆島町〕

 

今回は44249点の作品が応募されましたが、1支部の応募が無く残念です。

今回も幅広いジャンルからレベルの高い作品が応募され、スナップ写真に眼を見張るものが多く、風景写真が少なく寂し。上位の作品は内容も豊かで甲乙つけがたく、心和む作品を重点に選ばさせていただきました。

プリントも良くなってきているが、まだもう少しの人も見られる、最後の仕上げまで注意してほしい。作品内容とタイトルがマッチしないものも多々有り、タイトルで作者の狙いが分かります。また、過去の類型作品にとどまらずに次の一歩を考え個々の作品に仕上げてほしい。

新型コロナ感染症も県下では幾分落着きて来ましたが、県外では新変異株も出てまだまだ注意が必要です。作品作りも大変だと思います、身近にあるものでの作品作りも面白く、挑戦して下さい。

 

 

 

2021年 第4回 県本部月例審査結果

 

審査&選評 前県本部委員長 田羅間 カトリ

 

 

 

 

1席     『中秋の風に乗る』     中畑 小夜子   〔三豊市〕

 

澄んだ青空に浮かぶ白い雲、女性の白いドレスの裾が風になびいて、爽やかな秋の空気感が感じられる。

 

2

朱い波

岡田 伸枝

〔高松市〕

 

3

『花 影』

川野 卓二

〔小豆島町〕

 

4

『雨模様』

田中 淳

〔まんのう町〕

 

5

『田へ急ぐ』

堀瀬 幸男

〔まんのう町〕

 

6

『天空海(アクア)

砂本 光子

〔丸亀市〕

 

7

『天空に立つ』

城上 智子

〔小豆島町〕

 

8

『歓 喜』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

 

9

『集 中』

長尾 忍

〔高松市〕

 

10

『赤色のバッグ』

原田 美智子

〔丸亀市〕

 

11

『夕暮れ』

藤井 保

〔坂出市〕

 

12

『瀬戸の夕景』

丸山 雄之

〔丸亀市〕

 

13

『涼 景』

野村 紀夫

〔小豆島町〕

 

14

『列車が来た〜』

三宅 隆行

〔観音寺市〕

 

15

『ペコリンの花』

吉川 義春

〔高松市〕

 

昨年からずっと増え続けていた新型コロナ感染症もようやく10月に入り収まってきたかの様相です。このまま終息に向かうことを念ずるばかりです。

今回は38266点の作品が寄せられました。ほとんどの行事が中止や密を避けたりで、作品作りの意欲がそがれるような日常の中でした。いつもより、風景や風景スナップなどの作品が多くその美しさと作者の感性に感動しました。写真だけでは作者の意図が読み取れないことが多々あります。見る人に作者の思いを伝える「タイトル」は大事だと思います。

 

 

 

2021年 第3回 県本部月例審査結果

 

審査&選評 香川県本部委員 久留島 克彦

 

 

 

 

1席     『祈 願』     高橋 健志  〔小豆島町〕

 

滝をバックに祈る姿が印象的です。スローシャッターを効果的に使っています。

 

2

ハッピーバルーン

片岡 英二

〔まんのう町〕

 

3

『飛 沫』

山田 洋子

〔小豆島町〕

 

4

『トンネルの向こうは花園』

渡邊 雅春

〔多度津町〕

 

5

『花嫁は孫』

中畑 小夜子

〔三豊市〕

 

6

『光 影』

中澤 福美

〔小豆島町〕

 

7

『夏』

藤井 保

〔坂出市〕

 

8

『至福の時』

原田 美智子

〔丸亀市〕

 

9

『修 行』

城上 智子

〔小豆島町〕

 

10

『凛として』

一色 博行

〔高松市〕

 

11

『はいーポーズ』

田中 淳

〔まんのう町〕

 

12

『視線を背中に』

田村 直人

〔高松市〕

 

13

『嬉しくて楽しくて』

岡田 伸枝

〔高松市〕

 

14

『初夏の頃』

小林 由香

〔坂出市〕

 

15

『タやけ』

細川 安世

〔高松市〕

 

今回もコロナ禍の中で出品人数・点数共に少なめでしたが、上位は内容のある作品が集まりました。ただタイトルを一考していただき、短的に表現するといいと思います。

 

 

 

2021年 第2回 県本部月例審査結果

 

審査&選評 香川県本部委員 宮崎 正樹

 

 

 

 

1席     『修復工事』     中畑小夜子  〔三豊市

 

工事中の風景である、広角レンズよる大胆な構図、目を引くのが中央の足場それを縦にそびえるクレーンのブーム、それによって左右対称的になった、下部の二人のガードマンも入るとこも良いし、空が青空でなく雲の状態もよく迫力のある作品になった。だが、題名にもう一工夫ほしいところだ。

 

2

供養だぬき

藤井 保

〔坂出市〕

 

3

もうすぐ一年生

片岡 英二

〔まんのう町〕

 

4

傘を持つ人

三宅 隆行

〔観音寺市〕

 

5

童 心

山田 洋子

〔小豆島町〕

 

6

楽しいな〜

城上 智子

〔小豆島町〕

 

7

佇 む

湯口 まゆみ

〔三豊市〕

 

8

足 長

中澤 福美

〔小豆島町〕

 

9

練 習

岡田 伸枝

〔高松市〕

 

10

桜と友達

須田 紀子

〔高松市〕

 

11

峠の地蔵さん

田中 淳

〔まんのう町〕

 

12

いっぱい食べて

吉川 義春

〔高松市〕

 

13

収まります様に

長尾 忍

〔高松市〕

 

14

羽床富士の夕日

小林 弘明

〔丸亀市〕

 

15

まなざし

小林 由佳

〔坂出市〕

 

2回月例は、5支部・個人・デ.教室から56名から307点の応募があった。(前回50人、372点)コロナ禍の影響にもかかわらず撮影の工夫や、中でも鳥の作品や過去の作品の見直しが多かった。審査の方法は、1人1点以上気になるものを選んだ。76点の中から予備を含めて順列を付けました。もったいない作品が沢山あり、トリミング及びプリントは各支部の指導者や先生方に今一度相談、作品作りの参考にしていただきたい。

今月もイベントやスナップが少なく鳥や花風景に至っては、標本図鑑の観光写真から超えられていない。いい作品は、先人が残した言葉で、(スッキリ,ハッキリ、ドッキリ)と新しい表現を求めて魅力的な作品を作ってほしい。

 

 

 

2021年 第1回 県本部月例審査結果

 

審査&選評 関西本部委員 大口 年昭

 

 

 

 

1席     『元気です。』     田中 淳  〔まんのう町〕

 

やんちゃで微笑ましい子どもを主体に作品が仕上がった。寒さよけの赤い毛布が画面を引き締めている。子供のねじり鉢巻きと唐草模様のふんどしが生かされた。青空も良く「空気感」があり映像が爽やかだ。後のおじさんの表情もよく、画面を盛り上げた。新春初泳ぎの一こまをうまく捉えた。作品の仕上がりも良く、細かな色合いが出ている。1枚の写真に子供や大人、会場の様子など3つほどのモチーフを入れ、重厚な作となった。

 

2

『急カーブだ〜』

長尾 忍

〔高松市〕

 

3

『お別れ』

片岡 英二

〔まんのう町〕

 

4

『佳き日』

村田 健二

〔小豆島町〕

 

5

『コキアの中で』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

 

6

『離陸準備』

城上 智子

〔小豆島町〕

 

7

『ひと休み』

原田 美智子

〔丸亀市〕

 

8

『泣き声』

中澤 福美

〔小豆島町〕

 

9

『やれやれ』

渡邊 雅春

〔多度津町〕

 

10

『早 春』

田村 直人

〔高松市〕

 

11

『山頂の朝』

藤井 保

〔坂出市〕

 

12

『独り占め』

山地 正輝

〔丸亀市〕

 

13

『でもあげない。』

岡田 伸枝

〔高松市〕

 

14

『注 目』

三木 登志也

〔東かがわ市〕

 

15

『散歩帰り』

西村 光洋

〔高松市〕

 

◎審査を終えて

 第1回月例は、5支部・個人など50人から372点が寄せられた。(昨年は54人、409点だった。)コロナの影響下で、人物を捉えた作品が少なかった。鳥、昆虫などの動物類が平年より多かった。イベントを探し、撮影した作品が上位に入った。

 作品票には、撮影場所やどんなものを狙ったのかなどのコメントがほしい。いい加減な選評もできないので記入してほしい。分からないものは、大まかにを説明した。

プリントの仕上げについて、左右の白ふちの幅が違うのが多く、スキャナ仕上げに困る。自家プリントは、アテを見分けプリントしてほしい。全面プリントの方が良い。

コンテスト応募に当たって、支部応募人数やカラー、モノクロ等の内訳を書き込みしてほしい。

今年度からは、4月、6月、8月、10月、12月の5回=5人の審査員がそれぞれの切り口で審査に当たる。年間の入賞成績をとりまとめ、優秀者には年度賞(13位)に金一封が出ます。年間の取り組み成果がでますので是非頑張ってください。

◎総評

今月はスナップ作品が少なかったこともあって、インパクトのある作品が余り見うけなかった。感想として、一押し前に出て撮ることを心掛ける。トリミングすることで見せ場がつくれる作品も多くあった。足で稼ぐことで「動いた様子」が分かるので、狙いを決めて取り組んでほしい。

いい作品は、一目で主役が分かること。被写体の配置は良いのか。光と構図の関係。タイミング、レンズ選び方など決めてシャターを切ってほしい。経験と発想が決め手となる。うまい人の作品を学ぶことや参考書として絵画など学び、魅力的な光景を見抜く力をつけてほしい。

短期・中期・長期のテーマを作り、撮影範囲を広げてほしい。プリントの仕上げもさほど良くないので、見栄えのするプリントを仕上げてほしい。

5月から写真指導勉強会が始まるので写真講座を受講、上達することを目標にチャレンジしてほしい。9月は「アドビソフト」などを使った「レタッチ」講座があり、ノーマルとレタッチ後の作品の違いを学んでほしい。

 

【2020入賞作品】 【2019入賞作品】 【2018入賞作品】

 

【2017入賞作品】 【2016入賞作品】 【2015入賞作品】 【2014入賞作品】 【2013入賞作品】

 

 

inserted by FC2 system