5回県本部月例入賞作品

審査&選評 香川県本部委員 大口 年昭

1席     『鋭い顔』      中塚 英男     〔小豆島町〕

 

ドキッとした作品だ。永らく航海した船を改修する様子を捉えている。安定した構図で表現、色合いも良くクレーンで作業する人の配置が良い。右下の人物と船の灰色の上部を少しカットすればもっと画面が引き締まる。

2

『泣き相撲』

大林 重信

〔坂出市〕

3

『神輿洗い』

岬 敏彦

〔丸亀市〕

4

『精霊流し』

竹村 進

〔土庄町〕

5

『文化継承』 (3枚組)

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

6

『下校中』

長町 隆司

〔高松市〕

7

『控え室』

城上 智子

〔小豆島町〕

8

『撮るよ』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

9

『こもれ日』

野村 紀夫

〔小豆島町〕

10

『霧の樹林』

大井 清之

〔高松市〕

11

『野外コンサート』

秋山 スミコ

〔丸亀市〕

12

『泣き出しそうな空の下』

岡 拓史

〔丸亀市〕

13

『二人の世界』

木田 晴造

〔まんのう町〕

14

『羨 望』

山地 正輝

〔丸亀市〕

15

『姉 弟』

西村 光洋

〔高松市〕

 

総 評 香川県本部委員 大口 年昭

 

上位作品は、全般に出来は良く、何れのコンテストにも通用する作品が多かった。色合いや濃淡、トリミングなどで「見せる工夫」が入選のコツだ。また、写真とタイトルが合わない作品も見受けられた。何を表現したのか分かるよう題目を決めよう。

今回、超広角で切り込んだ作品や中望遠で人物処理した作品が少なかった。迫力ある作品作りに挑戦してほしい。四国管内には、春夏秋冬を通じて景色や風景、祭り、伝統行事などてんこもりにある。自分の好きな作品を求めて、2年〜3年越しで取り組んでほしい。ベテランの人でも数多くの撮影地に足を運んでいる。いい作品作りを目指して頑張りましょう。

 

 

 

 

4回県本部月例入賞作品

審査&選評 香川県本部委員 安井 健二郎

 

1席     『野良談議』      田羅間 カトリ     〔丸亀市〕

 

何故か、懐かしく癒される光景です。語らいの様子が良く分かります。

構図も無駄が無く色調も良い。

惜しむらくは、下の人物の足先切れ、右下の焼き込み過ぎ、中央部の焼き斑に注意してください。

下の人物の表情もみたいですね。

 

2

『火渡り』

山中 博

〔高松市〕

3

『ハエ退治』

寺嶋 玲子

〔丸亀市〕

4

『姉 弟』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

5

『新しい家族』

小林 由佳

〔坂出市〕

6

『ナイスキャッチ』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

7

『ゴール』

藤井 保

〔坂出市〕

8

『色とりどり』

城上 智子

〔小豆島町〕

9

『運命共同体』

小山 晃俊

〔観音寺市〕

10

『暑い夏』

三木 登志也

〔東かがわ市〕

11

『棚田を守る』

竹村 進

〔土庄町〕

12

『帰 り』

金崎 修一

〔坂出市〕

13

『フェイス』

山根 敏彦

〔小豆島町〕

14

『カモメの水兵さん』

西村 光洋

〔高松市〕

15

『まつりの日』

組橋 キヨ子

〔丸亀市〕

 

総 評 香川県本部委員 安井 健二郎

 

各分野の写真が偏ることなく応募されていました。画面の切り取りも概ね良いと思います。

シャッターチャンスはその前後を見せて頂きたい写真も多々ありました。

レタッチを行っている方、そのままプリントの方両極端が見られました。

レタッチ無しで作品になる写真は殆どありません、イメージ通りに仕上げて下さい。

また、加工ソフトの加工跡を残さないようにしてください。

上位の作品はレベルは高いと思います、上位30点程は僅差です。仕上げにより良くなると思います。

写真の黒枠、白枠、幅の選択は、写真の内容によって決定してください。

 

 

 

3回県本部月例入賞作品

審査&選評 香川県本部副委員長 久留島 克彦

1席     『せのびして』      岡田 伸枝     〔高松市〕

 

白鳥の親子の対話が聞こえてきそうなほほえましい写真です。

バツクもシンプルにまとめられておりフレーミングも的確です。

2

『森を駆ける』

中塚 英男

〔小豆島町〕

3

『万華鏡』

千秋 勇

〔三豊市〕

4

『集 中』

城上 智子

〔小豆島町〕

5

『夕 照』

水嶋 毬子

〔丸亀市〕

6

『まなざし』

山根 敏彦

〔小豆島町〕

7

『盆供養』 (3枚組)

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

8

『怪物あらわる?

丸山 雄之

〔丸亀市〕

9

『ひまわりと列車』

宮崎 正樹

〔まんのう町〕

10

『花火と客船』

山中 博

〔高松市〕

11

『祭りの役者』

大林 重信

〔坂出市〕

12

『雨 日』

中澤 福美

〔小豆島町〕

13

『ジャンプ成功』

原田 美智子

〔丸亀市〕

14

『光 輪』

長町 隆司

〔高松市〕

15

『未来へ』

大西 隆俊

〔丸亀市〕

 

総 評 香川県本部副委員長 久留島 克彦

 

プリントが全体的に良くないのと強い写真が少ないと感じました。

トリミングすれば良くなる写真も多く撮影する以前はもちろんですが撮影後の仕上げをもっと注意してほしいと思います。

あとタイトルももう少し考えてつけて欲しいですね。

 

 

2回県本部月例入賞作品

審査&選評 香川県本部委員長 大林 清

1席     『祈 り』      片岡 英二     〔まんのう町〕

 

初老の男性と思われる侏儒を持つ手の皺に年輪を感じます。背景を省略し強く握り締める手で信仰心を表現しています。

2

『好 日』

室井 保

〔小豆島町〕

3

『へんろ道』

藤井 保

〔坂出市〕

4

『獲 物』

山根 敏彦

〔小豆島町〕

5

『興味津々』

中澤 福美

〔小豆島町〕

6

『日 陰』

山田 洋子

〔小豆島町〕

7

『狙 う』

山地 正輝

〔丸亀市〕

8

『墓 守』

城上 智子

〔小豆島町〕

9

『お出迎え』

原田 美智子

〔丸亀市〕

10

『いいなあー』

水嶋 毬子

〔丸亀市〕

11

『母 娘』

野村 紀夫

〔小豆島町〕

12

『愉快な仲間たち』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

13

『朝靄の中の静寂』

川井 利二三

〔高松市〕

14

『香りに誘われて』

吉原 久美子

〔三木町〕

15

『桜の木の下で』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

 

総 評 香川県本部委員長 大林 清

 

楽しく見せて頂きました。今回は378点の作品が応募されましたが、3支部の未参加が残念でしたが、個人会員の参加が少し増えて来ています。支部の奮起を促したいです。

今回もレベルの高い作品が応募され、スナップ写真に、眼を見張るものが多く、風景写真が少なかったのが寂し。プリントも良くなってきているが、まだもう少しの人も見られ、最後の仕上げまで注意してほしい。また、過去の類型作品にとどまらずに次の一歩を考え個々の作品に仕上げて欲しい。

 

 

 

1回県本部月例入賞作品

審査&選評 香川県本部委員 松本ひさし

1席     『ランナー・ウェイ』      岬 敏彦     〔丸亀市〕

 

高速道路いっぱいに連なるランナー、人物を小さくはいし、雄大さを描写何万人いるのだろうか、何か生きものが迫ってくるような、迫力を感じました。高低差の有るポジションに来るまで待ち、遠近感描写を的確に捉え雄大さを表現しています。集団の前後でカットしたことにより、まだまだ永遠とランナーのつながりを想像させます。決定的な瞬間、計算尽くされた作品です。一瞬のチャンスを、見逃さなかった技術力は、賞賛に値するものがあります。

 

2

『一 族』

城上 智子

〔小豆島町〕

3

『庭先で散髪』

寺嶋 玲子

〔丸亀市〕

4

『ちょっと待って』

吉川 義春

〔高松市〕

5

『逃がさんぞ

大林 重信

〔坂出市〕

6

『相 棒』

竹村 進

〔土庄町〕

7

『インタビュー』

後藤 敏樹

〔坂出市〕

8

『朝 霧』

長町 隆司

〔高松市〕

9

『海の男たち』

田羅間カトリ

〔丸亀市〕

10

『待 つ』

藤井 保

〔坂出市〕

11

『それぞれの休日』

原田美智子

〔丸亀市〕

12

『力を合わせて』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

13

『水遊び』

水嶋 毬子

〔丸亀市〕

14

『ゆうびんやさん』

片岡 英二

〔まんのう町〕

15

『空港公園春の一日』

吉野 マリ子

〔丸亀市〕

 

総 評 香川県本部委員 松本ひさし

 今回の応募総数 282の作品が応募されましたが、2支部の未参加もあり少なくなり残念でした。

支部の奮起を促したいです。

今回の作品は、プリント仕上げも良く、粒ぞろいの作品が寄せられ非常に難しい審査となりました。

特にスナップ写真に優秀な作品が多く、風景写真が少ないのが残念でした。これから風景にも目を向け個性的な作品創りに期待します。作品とタイトルが適切でないものが多く有り、タイトルにて作者の狙いが分かります。プリント仕上げでは、小豆島支部の作品は、色調も統一され一人の作品かのように、素晴らしい作品創りが出来ています。他支部でも見習って欲しいです。

今は、デジタルの時代シャッターを押せば誰でも作品が出来ると、思い違いをしている方々が多いのは残念です。作品を創るとは? 自分が演出家になる事、主役脇役題材探し、レンズ機材などの選択、光の見極め、露出補正プリント仕上げなど、無数の要素が必要になります。 何を表現したいのか、画面の中に不必要なものは写っていないか、露出補正の適正値すべてが揃い、初めて優れた作品が出来上がるのです。最後のプリント仕上げが悪かったらすべてが駄目に成ってしまいます。お店に出す場合でも、自分の希望をしっかりと伝え、メリハリのある個性的な作品に仕上げましょう。委員の方々には、是非基本的な作品創りの指導も宜しくお願い致します。

 

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