2015年 第5回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 大口 年昭

1席     『Who Are You』     田中 淳     〔まんのう町〕

 

唖然とさせた作品だ。「おまえは誰だ」と、赤ら顔の男が乳飲み子を抱えた母親と対峙させ見応えのある作品に仕上げている。赤と白の2色が作品のインパクトとなった。上部と左顔一杯にカットすると画面が引き締まる。

2

『興味津々』

岬 敏彦

〔丸亀市〕

3

『朝釣り』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

4

『仲良くゴール』

永峰 伸一

〔東かがわ市〕

5

『二 人』

大西 隆俊

〔丸亀市〕

6

『ひょうげる』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

7

『扇の舞』

森高 俊哉

〔東かがわ市〕

8

『あぜ遊び』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

9

『春爛漫』

竹村 進

〔土庄町〕

10

『羽ばたく』

西村 光洋

〔高松市〕

11

『生きるために』

岡田 伸枝

〔高松市〕

12

『小雨のデート』

田村 直人

〔高松市〕

13

『山里寸景』

中塚 英男

〔小豆島町〕

14

『テンクウノミチ』

平野 宏

〔丸亀市〕

15

『晩 夏』

中塚 英男

〔小豆島町〕

 

総 評 香川県本部委員 大口 年昭

 

2015年度最後の県本部月例となった。7支部51人から335点の作品が寄せられた。1次で支部上位作品56点を選んだ。2次で29点、3次で22点、4次で15点を選出した。

入賞した作品は、それぞれの状況を作者の思いが伝えられ、1枚の写真として作画されている人物や風景、花木、鳥などさまざまなジャンルで撮影されている。撮影地までの道のりと撮影での苦労や作品の選び出し、トリミングなど手間をかけての作業だったと思います。

 上位作品は、1枚の絵としてインパクトの強いものや訴える力のある力量のある作品を選びました。

県本部の支部コンテストは、支部対抗(4切り)がなくなり、年5回の支部コンテスト(2L)のみになりました。5回開催した最高得点者には、年度賞とメダルが贈られています。

 支部の応募作品の人数は5人〜11人程度。話し会える場を有効にしながらテーマを見つけて、旅行や撮影会、イベントを計画して作品を多く作り出してほしい。競い合うことが上達の秘訣となる。作品も大きいサイズの全紙や全倍など作り、作品展や個展などで写真の醍醐味を味わってほしい。

このほど、日写連が発売した「ワンランクアップするデジタルカメラ実践講座」(著者:佐藤親正さん、定価600円)は、写真を学習する手本となっています。三脚やストロボ、インターバル撮影など詳しく紹介。是非、HPで購入してチャレンジしてほしい。

 

2015年 第4回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 安井 健二郎

1席     『再 会』     中塚 英男     〔小豆島町〕

 

大胆な構図が素晴らしい。雲の写り込みも効果的です。背景の歪みは直してください。シンメトリーの構図を人物の形・位置によって調整すると面白い作品になると思います。人物は一人でもよいと思います。

2

『見習い』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

3

『晴れの日』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

4

『楽しみの朝』

山中 博

〔高松市〕

5

『採れたかなぁ〜』

岡田 伸枝

〔高松市〕

6

『阿波踊りの印象』(3枚組)

大西 隆俊

〔丸亀市〕

7

『似たもの同士』

中澤 福美

〔小豆島町〕

8

『パラダイス』

原田 美智子

〔丸亀市〕

9

『跫 音』

田中 淳

〔まんのう町〕

10

『寒い朝』

中塚 英男

〔小豆島町〕

11

『ライダー』

山地 正輝

〔丸亀市〕

12

『わが街

田中 淳

〔まんのう町〕

13

『おにいちゃん』

竹村 進

〔土庄町〕

14

『気になる』

吉川 義春

〔高松市〕

15

『老 樹』

室井 保

〔小豆島町〕

 

総 評 香川県本部委員 安井 健二郎

 

今回の選考は独創性があり写真からメッセージを明瞭に感じる作品を優先的に選びました。

撮影機器の発達により誰でも簡単に綺麗な写真を得られるようになりました。それ故、被写体を見る力、写真を読む力、イメージ通りに修正するレタッチが重要です。写真力を高めて下さい。撮影した人物を不愉快にさせない人間力。撮る苦しみ、楽しみを重ねながら撮影して下さい。

 

2015年 第3回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部副委員長 久留島 克彦

1席     『祈 り』 (3枚組)     竹村 進     〔土庄町〕

 

精霊流しの組写真ですが、真ん中の写真が非常に強く、上の写真は灯籠の光影の配置が良く、下の写真は長時間露光等で変化をつければベストです。

2

『残 照』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

3

『初 夏』(2枚組)

城上 智子

〔小豆島町〕

4

『しぐさ』(3枚組)

岡田 伸枝

〔高松市〕

5

Summer

中澤 福美

〔小豆島町〕

6

『リサイクル』

水嶋 毬子

〔丸亀市〕

7

『二人の夜』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

8

『潮風を受けて』

大林 重信

〔坂出市〕

9

『架橋とともに暮らす』

田中 淳

〔まんのう町〕

10

『コレ見て』

西尾 広志

〔東かがわ市〕

11

『ママと一緒・』

山地 正輝

〔丸亀市〕

12

『お昼寝』

山田 洋子

〔小豆島町〕

13

『寒稽古』

西村 光洋

〔高松市〕

14

『語らい』

原田 美智子

〔丸亀市〕

 

今回は14席までです

 

 

 

総 評 香川県本部副委員長 久留島 克彦

 

プリントが以前より全体的に良くなっていますが、トリミングすれば良くなる写真がやはり多いです。撮影後の仕上げを丁寧にすればよくなると思います。タイトルも一考して欲しいですね。

 

2015年 第2回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員長 大林 清

1席     『帰 路』      中澤 福美     〔小豆島町〕

 

街並みを背景に犬と散歩する初老の男性を、夕刻の斜光線で上手く纏めています。

何気ない作品ですが、のどかで気の休む作品です。

2

『光 影』

山田 洋子

〔小豆島町〕

3

『ひととき』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

4

『休 息』

中塚 英男

〔小豆島町〕

5

『急ブレーキ』

岡田 伸枝

〔高松市〕

6

『シャボン玉』

竹村 進

〔土庄町〕

7

『絆』

田中 淳

〔まんのう町〕

8

『ウォーターバルーン』

原田 美智子

〔丸亀市〕

9

『霧のフィルター』

山中 博

〔高松市〕

10

『りょうくん』

山内 康照

〔丸亀市〕

11

『踊 る』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

12

『まだかな・・・』

吉野 マリ子

〔丸亀市〕

13

『神が降りる日』(3枚組)

大西 隆俊

〔丸亀市〕

14

『山里の春』

寺嶋 玲子

〔丸亀市〕

15

『桜 雨』

大林 重信

〔坂出市〕

 

総 評 香川県本部委員長 大林 清

 

今回は56335点の作品が応募されましたが、1支部と個人会員の応募が無く残念です。

今回もレベルの高い作品が応募され、スナップ写真に眼を見張るものが多く、風景写真が少なく寂し。

これから風景にも目を向け個性的な作品創りに期待します。

プリントも良くなってきているが、まだもう少しの人も見られ、最後の仕上げまで注意してほしい。

作品とタイトルが適切でないものも多く有り、タイトルにて作者の狙いが分かります。

 また、過去の類型作品にとどまらずに次の一歩を考え個々の作品に仕上げて欲しい。

 

2015年 第1回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 松本 ひさし

1席     『虫送り』      野村 紀夫     〔小豆島町〕

 

初夏の香りを感じながら、棚田の畦道をたいまつかざしおりてゆく光景は、今では少なく、末永く後世へ繋げて行きたい行事のひとつです。暮れかけた夕暮れ、露出の難しい時間帯を旨く纏め上げ、棚田とたいまつとのコントラスト描写が良く、適正露出で広がりを感じます。プリント仕上げも良く、地元ならではの作品です。素晴らしい作品に仕上げています。

2

『大護摩供養』

藤井 保

〔坂出市〕

3

『朝 礼』

岡田 伸枝

〔高松市〕

4

『きずな〜新生』

田中 淳

〔まんのう町〕

5

『地蔵群』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

6

『青 春』

長町 隆司

〔高松市〕

7

『集 中』

城上 智子

〔小豆島町〕

8

『水 行』

山中 博

〔高松市〕

9

『足並み揃えて』

宮崎 正樹

〔まんのう町〕

10

『お手伝い』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

11

『おばあちゃんも成人式』

永峰 伸一

〔東かがわ市〕

12

『名カメラマン』

原田 美智子

〔丸亀市〕

13

『幸せな時』

三木 登志也

〔東かがわ市〕

14

『歩 む』

山地 正輝

〔丸亀市〕

15

『勢い奉納』

大林 重信

〔坂出市〕

 

総 評 香川県本部委員 松本 ひさし

 

今回の応募総数 414点の作品が応募されました。

今回は、スナップ写真が多く、仕上げも素晴らしい作品が多く観られました。

今回は、愛・絆を意識して作品審査にあたりました。支部間の格差は、少し小さくなったように感じました。

作品と、タイトルがマッチしない作品が多く残念でした。 素晴らしいと思っても、タイトルを見て愕然としました。タイトルも、作品の一部です。タイトルで落選することも多くあります。良く考えてタイトルは付けてください。選考基準にあたっては、作品内容の明確化、観る側に伝わる感動の大きさなど重視いたしました。

今回の入賞作品には、作者の意図がはっきりしていて良い作品が多く観る事が出来、作品創りに努力されている跡が伺え好感が持てました。

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