2016年 第4回 県本部月例審査結果

審査&選評 関西本部委員 大口 年昭

1席     『供 養』      中澤 福美     〔小豆島町〕

 

赤1色に仕上げ、安定した構図に納めた優秀作品だ。精霊を供養する灯籠流し。祈祷する白衣の信者と潮風でローソクがたなびき、夕暮れの幽玄の世界を作りあげた。

2

『夜空に咲く』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

3

『のらねこ』

寺嶋 玲子

〔丸亀市〕

4

『オーマイヒップ』

岡田 伸枝

〔高松市〕

5

『廃 屋』(2枚組)

城上 智子

〔小豆島町〕

6

『課外授業』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

7

『温かい手』

岬 敏彦

〔丸亀市〕

8

『舞 い』

西尾 広志

〔東かがわ市〕

9

『出番を終えて』

田中 淳

〔まんのう町〕

10

『サングラスの男』

宮崎 正樹

〔まんのう町〕

11

『踊り子』(3枚組)

大西 隆俊

〔丸亀市〕

12

『日向ぼっこ』

中塚 英男

〔小豆島町〕

13

『黄昏のたわむれ』

泉川 忠義

〔高松市〕

14

『母 子』

山田 洋子

〔小豆島町〕

15

『卒業アルバム』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

 

総 評 関西本部委員 大口 年昭

 

ベテラン女性陣が上位を占めた。何れも安定した構図が、作品の良し悪しを決めた。タイトルが悪く下位に甘んじた作品もあったが、レベル的には撮影技術の高い作品となっている。接近して被写体を広角で捉えた作品やを引き寄せて望遠効果を狙った作品など優秀作品が多かった。今回作品になかったが、前景と後景入れた奥行きのある複合構図など画面構成をコツも学んでほしい。

フレーミング効果も重要だ。カメラ位置やアングル、レンズ選択などで脳裏に描いた構図を作るためにも、2台のカメラを使い、広角×望遠、広角×中望遠など千載一遇の被写体を切り取ってほしい。

 

2016年 第3回 県本部月例審査結果

審査&選評 関西本部委員 大林 清

1席     『おうちへ帰ろう』      泉川 忠義     〔高松市〕

 

のどかな内海を背景に散策する親子等をシルエットでの表現は適切です。

太陽と光る海が良いアクセントと成り、物語のある作品に成りました。

2

『みえる?』

大西 隆俊

〔丸亀市〕

3

『奇 装』

田中 淳

〔まんのう町〕

4

『らくちん』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

5

『はいポーズ』

田村 直人

〔高松市〕

6

『一 服』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

7

『虫送り』

野村 紀夫

〔小豆島町〕

8

『祭りの日』

原田 美智子

〔丸亀市〕

9

『朝の散歩』

三木 登志也

〔東かがわ市〕

10

『浜辺のひととき』

藤井 保

〔坂出市〕

11

『スマイル、スマイル』

岡田 伸枝

〔高松市〕

12

『暮 色』

中澤 福美

〔小豆島町〕

13

『花薫る』

山田 洋子

〔小豆島町〕

14

『木かげで・・・』

小林 由佳

〔坂出市〕

 

総 評 関西本部委員 大林 清

 

今回は52361点の作品が応募されましたが、1支部の応募が無く残念です。

レベルの高い作品が応募され、スナップ写真に眼を見張るものが多く、風景写真が少なく寂し。

これから風景にも目を向け個性的な作品創りに期待します。

プリントも良くなってきているが、まだもう少しの人も見られ、最後の仕上げまで注意してほしい。

作品とタイトルが適切でないものも多く有り、タイトルにて作者の狙いが分かります。

また、過去の類型作品にとどまらずに次の一歩を考え個々の作品に仕上げて欲しい。

 

2016年 第2回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 久留島 克彦

1席     『孤 独』      山田 洋子     〔小豆島町〕

 

子猿が餌小屋の窓に張り付いて餌を待つ様子が感じられ孤独感が良く出ています。

2

『雨 情』

山中 博

〔高松市〕

3

『佳 日』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

4

『得意顔』

岡田 伸枝

〔高松市〕

5

『カモメ』

中塚 英男

〔小豆島町〕

6

『静 寂』

山地 正輝

〔丸亀市〕

7

『護摩供養』

藤井 保

〔坂出市〕

8

『五 月』

竹村 進

〔土庄町〕

9

『雪 道』

大久保 鈴江

〔丸亀市〕

10

『冬支度』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

11

『蜜を求めて』

山下 由民

〔坂出市〕

12

『興味津々』

城上 智子

〔小豆島町〕

13

『落 日』

片岡 英二

〔まんのう町〕

14

『春の宴』

宮崎 正樹

〔まんのう町〕

 

総 評 香川県本部委員 久留島 克彦

 

今回の応募総数 371点の作品が応募されました。

撮影意図をしっかり持って撮影してもらいたいと思います。

それから撮影後の仕上げが重要です。

プリントの浅い作品が多かったように思います。

 

2016年 第1回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 松本 ひさし

1席     『駆け上がる』      藤井 保     〔坂出市〕

 

菊間のお供馬の走り込みですが、シャターチャンスさいこうです。人馬一体となり、前足の力強く踏み込む瞬間、乗り手の大きな声が聞こえそうな迫力満点です。動きが速いため、ピント被写体ぶれが少し有るようです。シャター速度を少し上げると、カバーできます。パソコン処理の時、少しだけシャープネスを上げても良いでしょう。

2

『放水訓練』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

3

『母こいし』

岡田 伸枝

〔高松市〕

4

『水面に浮かぶ』

三木 登志也

〔東かがわ市〕

5

『老 母』

山田 洋子

〔小豆島町〕

6

『急 ぐ』

大西 隆俊

〔丸亀市〕

7

『働く女』

長町 隆司

〔高松市〕

8

『好奇心』

中澤 福美

〔小豆島町〕

9

『祭りの兄妹』

金崎 修一

〔坂出市〕

10

『店 番』

小野 早苗

〔三豊市〕

11

『一足先に納経所へ』

大林 重信

〔坂出市〕

12

『水 行』

吉川 義春

〔高松市〕

13

『はーるよ来い』

田中 淳

〔まんのう町〕

14

『一期一会』

山地 正輝

〔丸亀市〕

15

『のぞく』

西尾 広志

〔東かがわ市〕

 

総 評 香川県本部委員 松本 ひさし

 

今回の応募総数 321点の作品が応募されました。

今回は、スナップ写真が多く、仕上げも素晴らしい作品が多く拝見できました。撮影する時は、何かを感じシャターを押します。タイトルは最後の仕上げです。作者の思いをタイトルによって、表現することで大きな作品に繋がります。状況説明だけでなく、誰が観ても伝わるタイトルをお願いします。今回、余白の作品が多くありましたが見栄えがしません。フチなしか、黒フチの方が作品を引き立てる効果が有ります。個人差がまだまだ有り、指導者の奮起を促したいです。選考基準にあたっては、作品内容の明確化、観る側に伝わる感動の大きさなどを重視しました。

今回の入賞作品には、作者の意図がはっきりしていて、良い作品が多く観る事が出来、作品創りに努力されている跡が伺え好感が持てました。

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