2017年 第4回 県本部月例審査結果

審査&選評 関西本部委員 大口 年昭

1席     『語らい』     田羅間 カトリ    〔丸亀市〕

 

山あいの海岸部に位置する農漁村の伝統ある祭という。歌舞伎調の盆踊りを受け継ぐ子どもたちが出番前のひとときを過ごす様子をうまく捉えた。子ども達の世界を作り出すように絵作りしたことが良かった。月刊誌の月例向きの作品だ。

2

『昼下がり』

中澤 福美

〔小豆島町〕

3

『海岸物語』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

4

『笑 顔』

山内 康照

〔丸亀市〕

5

『バトンパス』

城上 智子

〔小豆島町〕

6

『浴びる』

田中 淳

〔まんのう町〕

7

『絆』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

8

『天守閣に上がる』

木村 憲政

〔丸亀市〕

9

『群像』

山田 洋子

〔小豆島町〕

10

『静 寂』

鎌池 和彦

〔さぬき市〕

11

『新 旧』

藤本 歩

〔高松市〕

12

『通 電』

堀瀬 幸男

〔まんのう町〕

13

『私達も扇型』

杉本 順一

〔東かがわ市〕

14

『西陽に染まる』

岡田 伸枝

〔高松市〕

15

『力比べ』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

 

総 評 関西本部委員 大口 年昭

 

支部、個人の51人、406点の応募があった。県本部月例コンテストで入賞した作品は、全日写連などのコンテストに応募してほしい。むしろ、しまい込んでしまい未発表になっている作品が多いと思う。チャンスは成功につながるので、チャレンジしてほしい。

支部は、月例で勉強会や撮影に出掛けるなど日々研鑽していますが、個人会員の場合、そういう機会が多くないと思います。支部加入して、みんなの作品や撮影情報を収集するなど撮影技術やテーマ、作画技術のレベルを引き上げてほしい。

作品作りには何を写すのか、何を表現するのかは、個人の個性や技術などが評価される。スポーツ、生活、祭、イベントなど様々な出会いを切り取ってほしい。

1950年以降活躍した土門拳や木村伊兵衛は、下町や炭鉱、雪国のこどもたちの暮らしを撮り続けている。現代と対比しても遜色はない。現場に入り込んで被写体を前面に出し取り込んでいる。自分が思う写真にめり込むことが大事だ。地元など「で定点撮影による春夏秋冬」や「風物詩」など記録に残すなど発表してほしい。

 

2017年 第3回 県本部月例審査結果

審査&選評 関西本部委員 大林 清

1席     『アリとカマキリ』     川野 卓二    〔小豆島町〕

 

背景や色を省略しモノトーンでシンプルに纏め、アリとカマキリをメルヘンチックに上手く表現しています。日頃からの生態観察が生きた作品です。

2

『夏の思い出』

中澤 福美

〔小豆島町〕

3

『ゆるやかな刻』

岡田 伸枝

〔高松市〕

4

『明日へ』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

5

『出たー』

長尾 忍

〔高松市〕

6

『力 筆』

田中 淳

〔まんのう町〕

7

『尾 形』

城上 智子

〔小豆島町〕

8

『お気に入り』

大西 隆俊

〔丸亀市〕

9

『いたずらっ子』

山田 洋子

〔小豆島町〕

10

『夕暮れの頃』

寺嶋 玲子

〔丸亀市〕

11

『興味津々』

原田 美智子

〔丸亀市〕

12

『街中模様』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

13

『喜びの収穫』

大林 重信

〔坂出市〕

14

『供 養』

竹村 進

〔土庄町〕

15

『団 結』

藤井 保

〔坂出市〕

 

総 評 関西本部委員 大林 清

 

今回は49384点の作品が応募されましたが、個人会員と1支部の応募が無く残念です。

今回もレベルの高い作品が応募され、スナップ写真に眼を見張るものが多く、風景写真が少なく寂し。これから風景にも目を向け個性的な作品創りに期待します。プリントも良くなってきているが、まだもう少しの人も見られ、最後の仕上げまで注意してほしい。作品とタイトルが適切でないものも多く有り、タイトルにて作者の狙いが分かります。また、過去の類型作品にとどまらずに次の一歩を考え個々の作品に仕上げて欲しい。

 

2017年 第2回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 久留島 克彦

1席     『ひと時』     城上 智子    〔小豆島町〕

 

桜と海の見える展望所、家族の何気ない姿がシルエットで浮かび上がってほのぼのとした写真です。

2

『シャボン玉遊び』

吉川 義春

〔高松市〕

3

『流れるこいのぼり』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

4

『うなじ』

山田 洋子

〔小豆島町〕

5

『カワセミ飛翔』

杉本 順一

〔東かがわ市〕

6

『春の訪れ』

宮崎 正樹

〔まんのう町〕

7

『今から巣作り』

岡田 伸枝

〔高松市〕

8

『女学生』

田羅間 カトリ

〔丸亀市〕

9

『落 花』

中澤 福美

〔小豆島町〕

10

『瀬戸芸巡礼』

山地 正輝

〔丸亀市〕

11

『太鼓台祭り』

西村 光洋

〔高松市〕

12

『白鳥もお祝いに』

長尾 忍

〔高松市〕

13

『大きくなあれ』

小林 由佳

〔坂出市〕

14

『大丈夫?』

原田 美智子

〔丸亀市〕

15

『寒 行』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

 

総 評 香川県本部委員 久留島 克彦

 

作品を作るという意図を持って考えて撮影して欲しいですね。撮影後の仕上げと作品に合ったプリント、タイトルも重要です。

 

2017年 第1回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員 松本 ひさし

1席     『コーヒーブレーク』     田村 直人    〔高松市〕

 

定年まで無事に勤め上げ子育ても済、これから夫婦仲良く旅行でもしましょうね、そんな会話が聞こえてきそうな大変幸せそうなご夫婦、あやかりたいものです。内容の素晴らしい作品です。

2

『電車通り』

山地 正輝

〔丸亀市〕

3

『狙 う』

杉本 順一

〔東かがわ市〕

4

『サンセット』

中澤 福美

〔小豆島町〕

5

『柿の里』

三ッ石 不二夫

〔丸亀市〕

6

『教えてじいちゃん』

岡田 伸枝

〔高松市〕

7

『カップル』

川野 卓二

〔小豆島町〕

8

『静 寂』

三木 登志也

〔東かがわ市〕

9

『松 明』

岡本 直樹

〔丸亀市〕

10

『興味津々』

原田 美智子

〔丸亀市〕

11

『道の途中』

藤本 歩

〔高松市〕

12

『陽ざしを浴びて』

城上 智子

〔小豆島町〕

13

『お久しぶり』

田中 淳

〔まんのう町〕

14

『意気投合』

佐藤 道子

〔多度津町〕

15

『瀬戸内の夕日』

西村 光洋

〔高松市〕

 

総 評 香川県本部委員 松本 ひさし

 

今回 55名から455点の作品が応募されました。

今回は、スナップ写真が多く、内容のある素晴らしい作品が、数多く見る事が出来ました。仕上げも素晴らしい作品が多く、やはり入賞作品には、見るものが有りました。

撮影する時は、何かを感じシャッターを押します。作品の中では、タイトルは、最後の作品仕上げです。作者の想いをタイトルによって、表現すことで大きな作品に繋がります。状況説明だけではなく、誰がみても伝わる様なタイトルをお願いします。個人差がまだまだ有り、指導者の奮起を促したいです。

選考基準にあたっては、作品内容の明確化、見る側に伝わる感動の大きさなど重視いたしました。

今回の入賞作品には、作者の意図がはっきりしていて、良い作品が多く見る事が出来、作品創りに努力されている跡が伺え好感が持てました。

 

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