全日写連香川県本部琴平支部
2024年3月例会審査結果 |
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関西本部委員 大口 年昭選 |
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1 席 『水浴びせ』 田中 淳 |
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潮水を浴びる表情が、いいポイントになりました。バケツで投げられた潮水の流れを上手く写し止め、祭の雰囲気を盛り上げました。祭に若者の参加が少ない中、町の伝統文化を守る意気込みを感じました。背景に家族連れやカメラマンがいますので、回りを黒く焼き込み、トーンを引き締めた方が、映像自体引き締まったでしょう。 |
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2 席 |
『カニ取り』 |
片岡 英二 |
3 席 |
『吠える』 |
堀瀬 幸男 |
4 席 |
『恋 人』 |
木田 晴造 |
5 席 |
『出 陣』 |
宮崎 正樹 |
6 席 |
『大草鞋』 |
田中 淳 |
7 席 |
『白 煙』 |
片岡 英二 |
8 席 |
『放 て』 |
宮崎 正樹 |
9 席 |
『太古の森で』 |
片岡 英二 |
10 席 |
『冬日和』 |
田中 淳 |
審査を終えて 今年度最終の3月例会には、5人から秋口〜2月末までに撮影した2L作品27点が寄せられました。それぞれが個々に取り組んだ成果が成績に表れています。新しい現場での写真活動では、熱が入りたくさんの作品ができます。さらに挑戦してください。 今年度は5・7・9・11・3月の通算146点が集まりました。それぞれが撮影に取り組んだ結果が成果となっています。これらの作品は、月例評価や自他認める作品を県本部コンテスト、県展等に挑戦されていると思います。近年スナップ写真等では、撮影1点評価から2点〜3点評価が見られるものが求められ、主役、脇役や状況把握できる作品が求められる時代に入りました。映画のワンシーンを見ているようなもので、作画ができるものは状況に応じて要望し、制作も必要です。多く動き、いろんなシーンに出会うよう出掛けてください。 通年、自分のテーマを求める作品を中心に、イベントを追う作品、季節を追う作品、応募テーマ作品など個々に撮影計画の中で取り組んでほしい。県展などの公募展には、2〜3年間の撮り溜めた中から選り優れた作品を選び、入賞を目指してください。 今後支部活動として作品研究会や撮影会、作品展鑑賞などレベルアップに努め、会員が上位入賞を目指した取り組みに期待します。 |
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2023年11月例会審査結果 |
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関西本部委員 大口 年昭選 |
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1 席 『御田植女子』 田中 淳 |
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田植女子の表情がいいですね。飛んだ時の顔や髪、足の動きなど百変化となりました。傘の持ち方も違いがおもしろい。絣の着物と赤のタスキが画面を強調しており、画面効果を高めました。内容の高い作品となりました。 |
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2 席 |
『愛でる』 |
片岡 英二 |
3 席 |
『グッドタイミング』 |
堀瀬 幸男 |
4 席 |
『パレード』 |
宮崎 正樹 |
5 席 |
『私が主役』 |
木田 晴造 |
6 席 |
『フィナーレ』 |
片岡 英二 |
7 席 |
『押問答』 |
田中 淳 |
8 席 |
『綺麗処』 |
宮崎 正樹 |
9 席 |
『旧態依然として』 |
堀瀬 幸男 |
10 席 |
『へん顔』 |
宮崎 正樹 |
審査を終えて 11月例会は、5人から31点が寄せられました。祭やイベント、身近な風景など意欲的にチャレンジされ、新しい作品作りに努力されています。写されたものすべてが作品になるには、難しいものがあります。思ったものが作れていない。レンズの選定が悪かった。カメラが思うように動いてくれなかったなど反省点も多くあります。数を撮ること。カメラ・レンズに慣れることなど撮影する機会を多くすることが上達のコツになります。最近のミラーレスカメラは、使用説明書のページが少なく、詳細ガイドもないのでパソコンやスマホでの確認が要ります。ピント合わせも人物、動物、乗り物など使い分けが必要です。便利動く機能は万全でしょうが、その都度撮る目的に合わせて調整が必要です。機種別にも違い難点です。 紅葉シーズンです。県内の穴場で出掛けましょう。金毘羅さんの裏道、根香寺、柏原渓谷、雲辺寺など山深い所は斜光線が綺麗です。12月に入ると霜降があり、太陽光が冷たい川に靄現象を出してくれます。 3月月例作品期待しています。 |
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2023年9月例会審査結果 |
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関西本部委員 大口 年昭選 |
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1 席 『勢揃い』 田中 淳 |
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踊り子を目線の高さで上手く捉え、阿波踊りの情景を表現しています。背景をぼかしたことで、ピンク色の女性連が浮かび上がりました。手や足の動きも良く、リズム感が伝わってきます。安定した画面となり、優れた作品となりました。 |
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2 席 |
『水浴びせ』 |
宮崎 正樹 |
3 席 |
『集 中』 |
片岡 英二 |
4 席 |
『宇宙船』 |
木田 晴造 |
5 席 |
『住居跡』 |
堀瀬 幸男 |
6 席 |
『夏の日』 |
片岡 英二 |
7 席 |
『チビッ子連』 |
宮崎 正樹 |
8 席 |
『何 ?』 |
堀瀬 幸男 |
9 席 |
『祝 勝』 |
田中 淳 |
10 席 |
『ファミリー』 |
片岡 英二 |
審査を終えて 9月月例には、4人から31点が寄せられました。コロナが5類移行、沈静化の中で祭などのイベントが復活、にぎやかになってきました。阿波踊りや市町村の祭のイベントなど多くの作品が寄せられました。この夏は高温で推移したため、日中の温度が高く農作業もままならず、2時間おきの作業でした。高校野球観戦も2時間余りが限界でした。9月以降平年気温に戻ってほしいと願っています。 作品から見て、広角から中望遠レンズの使用が多いようです。超広角や望遠系を使った前描写のワイド作品、望遠で切り取ったアップの作品を見せてほしいものです。広角は狭い場所で前景を取り込み、広く見せる効果があります。望遠効果は、引き寄せて、切り取り、圧縮する効果があります。「印象を与える作品作り」に挑戦してください。 広角系・望遠系ズームの大三元レンズと呼ばれるF値2.8は、レンズの良い描写(抜け効果)は見張るものがあります。30年前のEFレンズ28-70ミリF2.8は、現在もいい色を出してくれています。ズイコーレンズ40-150ミリF2.8もボケ効果がいいです。中古でいいですからF2.8を使って効果を生かしてほしい。訪れる初秋には、台風前夜の夕焼け、朝焼け、霧と雲海などが展開され爽やかです。フジバカマとアサギマダラ、稲と彼岸花など秋の風情を感じさせます。 |
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2023年7月例会審査結果 |
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関西本部委員 大口 年昭選 |
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1 席 『新生活』 田中 淳 |
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モノトーン調で「コウノトリ」の新生活を捉えている。逆光で親子の様子や巣を入れた生活を見せたことが良かった。雛を一人置き、エサ取りに出掛ける状景が良い。香川で「コウノトリ」が巣作りを始めたと大きく報道された。まんのう町では期待をして待っていたようだ。環境を保護するため住民以外は近づかないよう呼びかけている。山間の近くで、水田の生物など餌を雄が探しているようだ。 |
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2 席 |
『出番待ち』 |
片岡 英二 |
3 席 |
『スケルトン』 |
宮崎 正樹 |
4 席 |
『撮って!』 |
堀瀬 幸男 |
5 席 |
『たそがれ』 |
片岡 英二 |
6 席 |
『雨上がりの参道』 |
宮崎 正樹 |
7 席 |
『花に囲まれて』 |
堀瀬 幸男 |
8 席 |
『勢揃い』 |
田中 淳 |
9 席 |
『御神楽見学』 |
片岡 英二 |
10 席 |
『藤の花の咲く頃』 |
宮崎 正樹 |
審査を終えて 7月例会は、4人から28点が寄せられた。各地のイベントや出来事をはじめ田植祭、風景など季節感のある作品が集まった。田植えも終わり、農家は一段落し、肩の荷を下ろしているところだ。筆者もそうだが、歳なのか一つ一つの作業がしんどく、今年までかと自問する日々。 7月は、稲に付く虫を追う「虫送り」の行事がある。中山の虫送りは7/8開催される。夏祭りもにぎわう。地元のひまわり祭も開かれ、ヒマワリのイベントシーズンが始まる。 高校野球は7/8開会式があり、甲子園の切符を求めて熱戦が繰り広げられる。7/26日が決勝戦。丸亀、高松の2会場で開催されるので、熱中症に気を付けて作品作りをしよう。 7/17(日)「この日この時撮影会」のコンテスト。出会いと作画を創ろう。夏場はたくさんのイベントがあるので、カメラを提げて、レンズを使いわけシャーターチャンスを楽しもう。 7/14〜7/20まで、県展「写真の部」が県立ミュージアムで公開される。作品を見比べ、写真の良さ、味わいなど楽しみながらレベルアップを図ろう。 |
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2023年5月例会審査結果 |
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関西本部委員 大口 年昭選 |
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1 席 『仕掛ける』 田中 淳 |
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コーナーでむちを打ち、馬の闘争心を沸かせる。勢いをつける騎手の動きをうまく捉えた。ライトアップで、馬のリアルな動きを表現している。明暗が出て、リアルに見える。 70-200_F2.8のF値の明るさが、鮮明に写し出した。 |
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2 席 |
『里山の春』 |
片岡 英二 |
3 席 |
『明日を見つめて』 |
宮崎 正樹 |
4 席 |
『無 題』 |
堀瀬 幸男 |
5 席 |
『さくら』 |
木田 晴造 |
6 席 |
『桜見物』 |
片岡 英二 |
7 席 |
『雨の散歩道』 |
田中 淳 |
8 席 |
『遊歩道』 |
宮崎 正樹 |
9 席 |
『春の道』 |
木田 晴造 |
10 席 |
『春を散歩』 |
堀瀬 幸男 |
総 評 5月月例は、5人から29点の作品の応募がありました。 会員の撮影エリアが広がり、力作が多く集まりました。どの作品も優秀で15席の評価としました。 風景からスナップ、人物、競技大会などいろんなジャンルが届きました。3月〜4月は写しやすい時節でいい場所で素敵な作品作りに努められました。 6月6日は、県展搬入日。今からでも遅くないので、取り組んできたモチーフの中から作品を選んで応募してほしい。審査員の藤村大介さんは、植松正春氏を師事。風景からスナップまで万能さを発揮している。藤村さんは世界中の夜景を撮影。多く出版している。大胆で繊細な作風だ。曖昧にしない作品づくりで、県展に挑戦してください。自分の狙いが伝わる写真表現にしてほしい。 5月〜6月は山間部〜海岸部まで田植えシーズン。棚田の田植えや早苗田と電車(早朝、夕景)などに出掛けてシャッターを切ってください。虫送りも各地で開かれる。目的地を見つけ、偏向・NDフィルターを使い撮影に取り組んでほしい。 |
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