2024年 第4回 県本部月例審査結果

審査&選評 香川県本部委員長 田中 淳

 

 

1席     『サマー』     中澤 福美  〔小豆島町〕

 

はだしで揺られている少女の笑顔がほほえましい。夏、青空と大海原を背景に、砂浜でハンモックに乗って楽しんでいる姿に、季節感が伝わってきます。主題・構成・光・色調は秀逸です。

2

未来へ

原田 美智子

〔丸亀市〕

3

『暑くても笑顔で』

渡邊 雅春

〔多度津町〕

4

追加点

長尾 忍

〔高松市〕

5

遊びつかれて

岡田 伸枝

〔高松市〕

6

おおはしゃぎ

熊井 照男

〔高松市〕

7

迷路を行く

山地 正輝

〔丸亀市〕

8

散 策

橋  淳

〔小豆島町〕

9

巣立ちの促し

田村 直人

〔高松市〕

10

スリリング

片岡 英二

〔まんのう町〕

11

供 養

野村 紀夫

〔小豆島町〕

12

俺の勝ち

小林 由佳

〔坂出市〕

13

蹴り入れ

宮下 武博

〔丸亀市〕

14

忍 者

川野 卓二

〔小豆島町〕

15

祭りの男

藤井 保

〔坂出市〕

総 評

第4回県本部月例は30名、181点の応募がありました。残念ながら応募人数、作品数ともに減少しています。

今回は,夏にかかわる祭典、催し等の行事についていろいろ工夫をこらした作品が多く集まりました。ジャンルもスナップ・創作・ネイチャー・スポーツ等多様でした。組写真にも果敢に取り組んでいます。上位の作品は特に秀作揃いです(1席[企画力・構成・表現力]、2席[企画・構成・創造性・芸術性]、3席[構成・表現力]、4席[瞬発力・表現力]、5席[構成・描写力])。どれも鑑賞眼に耐えうる作品となっています。一方、題名に一考を要するものが多数あります。歳時記・俳句集など書物・文献等の研究等を通じて作品に見合うタイトルの決定を望むところです。作者の意図・主題が明確になりそれが「作品力」にもつながります。

時代を見据えながら、「魅せる作品」とはどのようなものか、不易流行のもと、オリジナリティーを発揮して創作活動に取り組んでください。また、自作が「写真アート」として成立するかも時間をかけてよく検討してみましょう。

社会情勢・日常生活に対して常に観察眼を持ち、冷徹な中にも愛情をそそぎ、品格ある個性・特性を活かした創造性豊かな作品制作を満喫しましょう。

「驚き・発見・感動」みなさんのさらなる飛躍を期待します。

 

【2023入賞作品】

 

【2022入賞作品】 【2021入賞作品】 【2020入賞作品】 【2019入賞作品】 【2018入賞作品】

 

【2017入賞作品】 【2016入賞作品】 【2015入賞作品】 【2014入賞作品】 【2013入賞作品】

 

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