高校生フォトコンテスト入賞作品

審査委員

日野　義治（全日写連理事・高等学校文化連盟全国写真専門部前会長）

大林　清　（全日写連香川県本部委員長）　河口　雄三（全日写連関西本部委員）

北村　健三（全日写連高知県本部委員長）　三木　理司（高等学校文化連盟全国写真専門部常任理事）

藤崎　優朗（高松総局長）　菅井　弥（松山総局長）　中村　良太（徳島総局長）　外園　周二（高知総局長）

朝日新聞大賞『勝利への雄叫び』　川口　理紗（新居浜西高校）

円陣を組む選手たちの表情が力強く、動きもある。制服姿の生徒もいて、円陣に一体感が感じられる。高い位置からの撮影の角度もよく、背景がすっきりしている。トリミングとプリントがしっかりして、高い技術力が身についている。

全日写連賞『せーっ!!!』　岩部　智恵（高松第一高校）

全員一緒に声援を送る生徒の表情が生き生きしている。口をあけて叫ぶ姿と白い手袋がマッチ。意識的にカメラを右下がりに構えてシャターを押し、生徒たちが前のめりになるような構図にしたので躍動感がある。

高松総局長賞『先輩の姿を見て』　本田　舞（坂出商業高校）

試合に負けて悔し涙を流す控え選手。青空を背景に泣き顔を写真の真ん中に置き、選手への思いが伝わってくる。画題を見て、改めて作品を見るとジーンとくる。

徳島総局長賞『千両役者』　森　勇輝（徳島北高校）

サヨナラ試合の場面だろうか。歓喜する勝者とうなだれる敗者の明暗を表現した。グランドに落ちる選手の影が作品をより印象的にしている。

高知総局長賞『あこがれの場所を目指して』ウティチャー・チョンチャン『明徳義塾高校』

「さあ、こい」とクラブを構えてノックをうける練習風景か。３人の選手の動きに力強さがあり、西日があたる眼が光って作品を引き締めている。夕方の光線をうまく使った。タイから来た女子生徒の作品。

松山総局長賞『不墝詳不屈の精神』　鎌田　栞（大洲高校）

選手の表情が迫力にあふれ、野球にかける意気込みが伝わってくる。単なる記録写真ではなく、意図をもって選手を狙ったのが功を奏した。

奨励賞 

『兄に支えられた３年間』

小前　大貴（高松中央高校）

奨励賞 

『日差しの下で』

片山　裕也（阿南工業高校）

奨励賞 

『いたっ』

山下　凌平（坂出商業高校）

奨励賞 

『行くぞー!!』

阿竹萌香（小豆島高校）